VPNネコはiOSやAndroidで利用できるVPNアプリ。
無料で使えますが会社の運営元が不明確であるため、セキュリティの面で安全であるかどうかについて気になりますよね。
この記事ではVPNネコが危険と言われている理由について解説しています。
VPNネコ以外の無料のVPNサービスや、手頃な価格で利用できる有料VPNについてもご紹介していますので、ご参考にしてください。
VPNネコが危険である理由
運営会社が不明
VPNネコが危険である理由の一つは、このアプリを運営している会社の詳細が不明であることです。
まず、この会社の正式な社名を検索しても、まったく情報が出てこないという問題があります。
さらに、この会社は社名を頻繁に変更しており、非常に怪しいですね。
しかも、一度だけでなく、2回、3回と何度も社名を変更していて、iOSとAndroidのプラットフォームでは異なる会社名を使用しています。
- Travis Allen Dev
- Secure Connection PTY. LTD.
- FOURSEASON YUMMY PTY. LTD
Androidに至っては個人名になっています。
さらに驚くべきことに、元々この会社はオーストラリアの運送会社として登録されていましたが、今ではその運送業務は停止し、公式なウェブサイトも存在しない状態です。
VPNは個人情報の漏洩に関わってくるので、信頼できないアプリを使用するのはリスクが高すぎますね。
暗号化技術などの性能の詳細が不明
VPNネコの性能に関する詳細情報はサーバーの配置国が公表される程度で、重要なポイントである
- 暗号化などのセキュリティ技術
- ログの取り扱いについて
の情報は提供されていません。
無料のVPNは一般的にログを残す傾向があります。
そのため、サーバーから情報が漏洩した場合、個人情報が流出する可能性も高まります。
さらに、無料のVPNは通常、サーバーに費用をかける余裕がないため、貧弱なサーバーを使用したりとセキュリティ面に不安が残ります。
無料のVPN自体リスクが高い
VPNを使用すると通信自体は暗号化されるため、情報が傍受されにくくなりますが、VPNのサーバーには情報が残ります。
有料VPNの場合はログ自体残さないので個人情報を悪用出来ませんが、ログが残るので悪質な運営元だと悪いことに情報を使われる場合があります。
またVPNのサーバー代や維持費がかかるため、広告収益やユーザーの個人情報の売買などで利益を得る必要があります。
広告収益に関しては会社に広告収益が発生するだけで留まりますが、悪質な運営元だと個人情報を売買して収益化している場合もありとても危険です。
VPNネコのように運営が疑わしい場合、個人情報の漏れるリスクが高い点は注目すべきポイントです。
VPNネコは通信速度が遅い
インターネットを快適に利用するには、使用用途によって異なりますが、だいたい10Mbpsから30Mbpsの速度が必要とされています。
しかし、VPNネコの場合は約1Mbps程度しか通信速度が出ません。
このため、理論上インターネット利用にはほとんど適していないと言えます。
しかし、実際にVPNネコを使用してみた結果、問題なく使用できました。
ためしにYouTubeを視聴してみたところ、画質が720pでも動画が停止することなく快適に視聴できました。
ただし、いくつかの重いウェブサイト(例: Yahoo!ニュースなど)では、画面が表示されるまで少しラグが生じることがありました。
ですが不快に感じないレベルでしたので、文字媒体を見るくらいでは問題なさそうですね。
VPNネコを使う場合の注意点
VPNネコを使用するなら個人情報の入力は控える
VPN猫は無料でほとんど設定が必要なく、インターネットを快適に利用できます。
YouTubeの動画を視聴したり、ウェブサイトを閲覧するなどの軽い用途には問題ありません。
ただし、通販などで個人情報を入力する必要がある用途では使用しない方が良いでしょう。
メインで使用しているスマホでは極力使わない
VPN猫を使用する場合、個人情報の漏出は非常に懸念されるため、メインスマホでの使用は避けたほうが無難。
韓国の動画など海外の動画を視聴する目的の場合は、
- 別途動画視聴用のスマホを用意する
- 買い物など個人情報漏えいの危険性が高い場合、VPNの接続を切る
などの対策をしたほうがいいですね。
VPNネコの代わりになる無料のVPNはあるの?
VPNネコは運営がとにかく怪しいので、使用するのが不安になる方もいると思います。
なるべく無料のVPNがいいな。他に無料のVPNないかな?
どうしても無料でVPNを利用したい場合、VPNGateがいいでしょう。
VPNGate
- 利用料:完全無料
- サーバー数:7000台以上
- 最大同時接続数:5台
- 対応デバイス:android ,ios
VPNGateは筑波大学が運営しているVPNサービスで、誰でも完全無料で利用できます。
VPNGateは学術研究を目的として運営されており、サーバーの提供はボランティアによって行われています。
ただし、サーバーの提供元は一般のユーザーであるため、必ずしも安全とは言えません。
また、ログも残るため、有料のVPNサービスと比較すると制約があることは確かです。
しかし、情報が不明確で社名を頻繁に変更するVPNアプリを使用するよりも、身元が一定程度わかり、信頼できるとされるVPNアプリを選ぶことは安心感を持つ上で重要です。
何も気にせずVPNを使用したいのなら有料VPN
無料のVPNを使用する場合、個人情報を入力する際に接続を切るなど手間がかかります。
また、VPNのオンとオフを切り替えるのが煩わしいと感じない人でも、接続を切り忘れることがあるかもしれません。
そのため、手間をかけるのが面倒な人には、有料のVPNを利用することが適しています。
格安のオススメ有料VPN
VPNは定価だと高いですが、大体キャンペーンをしているため安く購入できます。
価格はセキュリティソフトと同じくらい。
セキュリティソフトを買うくらいならVPNを購入したほうがマシ。
今回は価格が比較的に安いもののみをピックアップして紹介しています。
安くてマイナー機能も搭載しているのはSurfsharkVPN
Surfsharkは価格も機能面も安定して良いのが特徴。
マイナーな機能が搭載されているのが特徴。
特に注目するのがスプリットトンネリングという指定したアプリのVPN接続をOFFにする機能があるのですが、Surfsharkの場合はURLも指定していすることが出来ます。
この機能があるのはSurfsharkのみ。
少しマイナー機能なので普通に使用する分にはなくてもいい機能。
スマホとパソコン両方使用している人向けと言ったところですね。
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国産で中国に強いサーバーがいいのであればMillenVPN
MillenVPNも価格はかなり安い部類となりますが無料期間がないので、そこは他と比べてマイナスポイント。
ただしVPNサービスでは数少ない国産VPN。
また他のVPNサービスと比べて中国に強いというのも特徴です。
基本的に中国にサーバーがないVPNは多いですが、MillenVPNは数少ない中国に対応しているVPNのうちの一つです。
そのため中国に住んでいたり、旅行によく行く人などは、MillenVPNが一番オススメと言えるでしょう。
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