NordVPNの使用評価・レビュー|評判と口コミに徹底解説

VPNサービスは基本的に年単位で契約するサービス。

月々の値段はそこまで高くありませんが、長期的に使うことになるので通信速度や使い心地などは知っておきたいですよね。

ノードVPNを2年間使用した使い心地などについて紹介します。

NordVPNの主なスペック

料金プラン1か月プラン 1760円
1年プラン 620円
2年プラン 440円+3か月無料 
VPNサーバー台数5500台
接続先国数60か国
主な機能キルスイッチ
スプリットトンネリング
ダブルVPN
オニオンオーバーVPN
難読化サーバー
WEBプロテクション
ファイル保護
貧弱性の検出機能
脅威対策ライト版
返金保証30日間
同時接続数6台
対応アプリWindows, macOS, iOS, Android
日本語対応あり

※2023年5月時点での情報です。

まずNordVPNは海外の会社で運用されており、VPNでは世界最大手の老舗となっています。

VPNサーバーの台数は業界トップクラス

NordMillenSurfsharkCyberGhost
VPNサーバー台数5500台1300台1700台9700台
VPNサーバー配置国数60カ国72カ国60カ国91カ国

VPNサーバーの台数は業界でも群を抜いてトップクラス。

世界的に利用者がいるのでサーバーの数も多いです。

日本には大阪と東京にサーバーを配置しており、日本だけでもサーバー数が100台以上あります。

サーバー数が多いのでネット回線が混雑する時間帯でも、安定した通信速度が出やすくなります。

ただしサーバーの配置国数はトップという訳ではなく、MillenVPNに負けています。

とはいえ基本的には日本のサーバーしか使わないのと、60カ国でも十分すぎるので特に問題視する必要はないでしょう。

MillenVPNとの大きな違いは、ノードVPNにはロシアと中国にVPNサーバーがないことです。

そのためIPアドレスを中国やロシアに偽装できないのがデメリットになります。

通信の安定性、繋がらない時がある?

通信の安定性は基本的に高く、接続ができないという問題は滅多に起こりません。

たまに接続ができないことがある場合もありますが、別のサーバーに切り替えることで問題なく接続できることが多いです。

また、時間帯によって速度が遅くなることもありますが、これはVPNではなくインターネット回線そのものの性能によるものです。他のVPNサービスでも同様の問題が発生することが一般的ですね。

VPN接続しても視聴できる動画サイト

VPN接続をしていると動画サイトによっては視聴できない場合があります。

対応している動画サイトはVPNサービスによって様々です。

ノードVPNは以下の動画サイトに対応しています。

abemaandroidTVBBC iPlayer
dazndisney+amazon prime video
dmm.comLemino(旧dtv)FOD
HuluiQyijtbc
NHKプラスnetflixniconico
radikospotifytver
TVINGu-nextvideomarket
wowowWeTVwavve
youtube

動画配信サービスについては大体のサイトに対応しています。

たまにVPNが原因で弾かれることもありますが、サーバーを変えると普通に見ることが出来ます。

動画サイトとは関係ないですが、5chの掲示板の書き込みは弾かれることが多いです。

またワードプレスでブログを運用している場合は、エックスサーバーだと弾かれることがあります。

ただ私の場合は大阪のサーバーだとアクセス出来ないことが、東京だとアクセス出来ます

ノードVPNの場合は日本のサーバーの配置が東京だけでなく、大阪と東京使い分けられるのが便利ですね。

VPNであると便利な機能が揃っている

NordMillenSurfsharkCyberGhost
スプリットトンネリング×
ダブルVPN××
キルスイッチ
難読化サーバー××
onion over vpn×
メッシュネットワーク×××

NordVPNは

  • ダブルVPN
  • 難読化サーバー
  • onion over vpn

など多様な接続を出来るのが特徴です。

ただ普段のウェブ閲覧や基本的なネット利用では、これらの機能はほとんど必要ありません。

特殊なインターネット上の活動を行う場合を除き、これらの機能は上級者でなければ必要ありません。

ただしスプリットトンネリングだけは別です。

スプリットトンネリングは、VPN接続中でも特定のアプリをVPN接続から除外する機能です。

アプリによってはVPN接続していると通信エラーになるので、この機能がないといちいちVPNを接続を解除する必要があり不便です。

パソコンだと問題ありませんが、スマホで利用するぶんには必須の機能と言えるでしょう。

また、他のサービスで無料で利用できるものも多く含まれています。

例えばクラウドストレージはGoogleドライブで無料で使用できます。

主なオマケ機能
  • ファイル保護
  • 広告ブロッカー
  • 脅威対策
  • トラッキングブロック
  • ダークウェブモニタリング
  • パスワード管理アプリ
  • クラウドストレージ

そのためこれらの機能は、あくまでおまけとして考えて良いでしょう。

ウェブ閲覧の痕跡を完全に残さないノーログポリシー

インターネットを使用すると必ず足跡が残りますが、VPNを経由すると契約しているプロパイダレベルで痕跡が残りません

ただVPNは外からのセキュリティ面では強力ですが、VPNサーバー自体にはログが残るため内側は弱いです。

ノードVPNはノーログポリシーを謳っており、しかも自己申告ではなく第3者機関から監査を徹底的に受けているので信頼性が非常に高いです。

無料のVPNサービスだとノーログを謳っておきながら、実はノーログ出なかったり、一定期間のログを残している場合があります。

ログなしVPNサービスは、ポリシーが独立した専門機関によって監査されています。NordVPNは、VPNノーログポリシーの内容を評価のために提出した業界初の主要サービスで、2018年にPricewaterhouseCoopers AGスイスに依頼し、2020年に再び徹底的な監査を実施しました。さらに、2022年には4大監査法人のデロイトによる3回目の監査を実施しましました。その結果、NordVPNのポリシーに偽りがないことが証明されました。

NordVPN公式ページ参照

NordVPNのメリット

ここからは実際に利用して感じた、NordVPNのメリットについて紹介します。

NordVPN
  • 日本サーバーの通信速度は早い
  • アプリのキルスイッチがある
  • 匿名化・キュリティ対策機能が多い

アクセスできないサイトがない

NordVPNのもっとも優れているところは、アクセスできないサイトがないということ。

他社VPNによっては、Amazonなど特定のサイトでVPN接続しているとアクセスできないという致命的な欠陥がありました。

そのためアクセスするにはわざわざVPNを切断する必要があります。

NordVPNは他のVPNサービスと比較しても価格が高いですが、他社VPNを実際に使用すると、いかにNordVPNが優れているかがわかります。

動画配信サービスに対応している:他社VPNと比較

NordMillenSurfsharkCyberGhost
Netflix
Hulu××
U-NEXT
FOD×
TVer
ABEMA×
prime video
DAZN×
DMM×
WOWOW××
Lemino
(旧dtv)
×××

NordVPNは他のVPNサービスに比べて、多くの動画配信サービスに対応しています。

VPNによってはサイト自体にアクセスできないことがありますが、NordVPNに関してはそういった不具合はありません。

ただ視聴できるかどうかは時期や環境によって変わります。

NordVPNは他のVPNサービスよりも安定しているといった印象です。

日本サーバーの通信速度は早い

ノードVPNはサーバーの数が多いということもあり、日本サーバーの通信速度が非常に早いです。

通信速度の速さはVPNの接続の有無に関係なく出ます。

FAST.comというサイトで通信速度を測定しましたが、実際にVPN接続を行うと、ダウンロード速度がむしろ高速化する傾向がありました。

私のインターネット回線は光回線ですが、VDLSで最大でも100Mbpsしか出ません。

そのため私よりネット環境がいい場合は参考にならないかもしれません。

VPN接続時の通信速度は80Mbpsから90Mbps程度です。

実際のダウンロード速度は最大で10M/秒くらいでした。

日本サーバー経由では通信速度は基本的に理論値に近づくため、かなり高速と言えるでしょう。

海外サーバーを経由したときの通信速度が知りたい人はコチラ

匿名化強化に必須機能が完備されている

  • ダブルVPN
  • オニオンオーバーVPN
  • 難読化サーバー

まず、ノードVPNは匿名化に関する機能が一通り揃っている点が注目ポイント。

他のVPNサービスにはないダブルVPNなどの機能も含まれており、これらが全て揃っているのは大きな利点です。

これらの機能を大まかに説明すると以下の通りです。

  • ダブルVPN:2つのVPNサーバーを経由して接続する機能
  • オニオンオーバーVPN:VPNサーバーと高い匿名性を持つTorネットワークを経由して接続する機能。
  • 難読化サーバー:VPN接続を隠匿しやすいサーバーを経由して接続する機能。

ただし、これらの機能を利用するとインターネットの通信速度が大幅に低下します。

通常のインターネット利用では必要ないため、これらの機能がなくても問題はありません。

しかし、これらの機能が完備されていることは、ノードVPNの高品質さの指標となります。

キュリティ対策機能が豊富

  • WEBプロテクション
  • ファイル保護
  • 貧弱性を検出
  • ダークウェブモニタリング
  • 脅威対策ライト版
  • キルスイッチ
  • スプリットトンネリング

他のVPNサービスとは異なり、ノートVPNの最も特筆すべき特徴はセキュリティ対策機能の豊富さです。

ダークウェブモニタリングや競技対策、ファイル保護など、独自の機能が多数搭載されています。

キルスイッチやスプリットトンネリングなど必須機能搭載

その中でも、特に重要な機能として挙げられるのがキルスイッチとスプリットトンネリングです。

  • キルスイッチ:VPNが切断されたときにインターネット接続を切断する機能
  • スプリットトンネリング:VPN接続中でも特定のアプリをVPN接続から除外する機能

一般的に、キルスイッチとスプリットトンネリングは他のVPNサービスでも提供されていますが、全てのサービスで搭載されているわけではありません。

特に注目すべきなのは、NordVPNのキルスイッチにはアプリのキルスイッチが含まれていることです。

この機能はVPNが切断された際に指定したアプリを自動的に終了させるもので、NordVPNにしかありません。

スプリットトンネリングも、スマートフォンでVPNサービスを利用したい場合に必要となる機能です。

これらの機能が搭載されていることは、NordVPNの大きな利点と言えます。

脅威対策などのセキュリティ機能が豊富

ノードVPNはセキュリティ対策にも重点を置いています。

その主な機能は以下の通りです。

  • Webプロテクション(マルウェア、広告、Webトラッカーのブロック)
  • ファイルの保護(悪意のあるファイルのダウンロードを防止)
  • 端末の脆弱性の検出機能
  • ダークウェブモニタリング(個人情報の流出をチェック)
  • 簡易的な脅威対策(広告や悪質なドメインのブロック)

ただし、脅威対策やファイル保護などのセキュリティ対策機能に関しては、必ずしもノードVPNが必要というわけではありません。

各機能にはそれぞれ専門のソフトウェアが存在し、実際に機能面ではNordVPNが他の専門ソフトウェアより劣っていることもあります。

そのため、個別に専門のソフトウェアを購入したくないが、手軽なセキュリティソフトが必要なユーザーにとっては、ノードVPNは適していると言えます。

VPNとしての機能に加え、これらのセキュリティ機能を同じプラットフォームで利用できることが、ユーザーにとって利便性が高いポイントとなります。

東京と大阪にサーバーがある

NordVPNには東京と大阪の2つの拠点にサーバーがあります。

通信速度には大きな差はないものの、VPN検知対策に役立ちます。

例えば、IPアドレスによるアクセス制限を回避する場合、同じ拠点の異なるサーバーを使用しても、アクセスが拒否されることがあります。

しかし、拠点を変えることでそのような問題を回避できます。

NordVPNのデメリット

NordVPNのデメリットについて紹介します。

NordVPNのデメリット

  • 頻繁に切り替えるとせつぞくできなくなる
  • 海外サーバーの接続はあまり早くない
  • 難読化サーバーを経由しても5chだとVPN接続とバレる
  • 設定を変えないと勝手に自動更新される
  • セキュリティ機能はパソコンだと機能しない

頻繁に切り替えると接続できなくなる

サーバーの切り替えを頻繁に行うと 一定期間 VPN 接続ができなくなります。

 特に公式が公表しているわけでもなく 仕様ではありません。

 一度接続できなくなると 数分間 VPN サーバーに接続できないため 結構 ストレスになります。

 普通に利用 する場合は頻繁に切り替えるということはないので気にしなくても問題ありません。

海外サーバーの接続はあまり早くない

海外のサーバーは日本のサーバーと比べて、インターネットの接続速度が遅くなります。

アメリカのサーバーでは約20Mbps程度、台湾や香港など近隣のサーバーでは50Mbps以上の速度が出ることがありますが、韓国のサーバーでは10Mbps程度と遅かったですね。

ただし、日本のサーバーと比べても、VPN接続を利用することで理論上の通信速度が低下するものの、実際のダウンロード速度に大きな変化がない場合もあります。

例えば、アメリカのVPN接続をしても、1秒間にダウンロードできる量がそれほど変わらず、日本サーバーと同様1秒間に10Mくらいダウンロード出来ました。。

また5Mbps以下の通信速度を持つ国のサーバーも多数存在し、どの国のサーバーでも安定した通信速度が得られるとは限りません。

各国の通信速度について知りたい人はコチラ

難読化サーバーでもVPNとバレる

難読化サーバーはVPNの使用を隠す機能ですが、特定のサイトではこの機能が機能しない場合があります。

例えば、5チャンネルだとVPNの使用が検知されて、書き込みができませんでした。

特定のサイトではVPNの検知が厳しく、難読化機能が機能しないことがあります。

そのため、全てのサイトでこの機能が有効であるとは限りません。

設定を変えないと勝手に自動更新される

NordVPNの初回契約時、アカウントを作成する際には初期設定で自動更新が有効になっています。

しかし、自動更新を有効にしてしまうと割引が適用されず定価で購入され、価格が倍以上になります。

自動更新にすると大幅な追加費用が発生するため注意が必要です。

自動更新をオフにする方法NordVPNを安く継続する方法については、こちらで詳しく解説しています。

セキュリティ対策が機能しない

NordVPNはセキュリティ機能が他のVPNサービスに比べて豊富ですが、実際に使用してみると不便な点が多いことがありますね。

そのため私の場合は全く使いませんでした。

広告ブロックはchromeウェブストアの拡張機能に劣る

NordVPNには広告ブロックの機能がありますが、YouTubeなどの広告が通常通り表示されることがあります。

Chromeウェブストアの拡張機能よりも劣るため、現時点ではあまり必要ないかもしれませんね。

ファイルの保護機能を使用すると、ファイルの移動が遅くなる

ファイルの保護機能は悪意のあるダウンロードを防ぐための機能ですが、この機能を使うとファイルを別のハードディスクに移動する際に、ファイルの容量に関係なくフリーズすることがありますね。

待てば一定期間後には移動できるものの、その待ち時間がかなり長くストレスになります。

 WEBプロテクションを使用すると一部のサイトにアクセスできなくなる場合がある

Webプロテクション機能はマルウェアやトラッキング、悪意のあるサイトからパソコンを保護する機能ですが、この機能を使うと正しく表示されないサイトやアクセスできないサイトが出てくることがありますね。

最近では広告ブロックを禁止しているサイトも増えており、NordVPNのセキュリティ対策を使用すると不都合な点が多いと感じることがあります。

これらのセキュリティ機能は、保護面では有益ですが、一部のサイトで問題を引き起こすこともあります。

PC版だと国名が英語なので分かりづらい

NordVPNは国名が英語表記なので、日本語と英語で名称が異なる場合、インターネットで調べる必要が出てきます。

しかし、アプリでは日本語表記になっているので、その点では問題ありません。

NordVPNの料金プランについて

VPN会社2年プラン1年プラン
550円+3ヶ月無料710円
320円+2ヶ月無料
357円+1ヶ月無料595円
360円540円

料金プランは他のVPNサービスと比べると、初回割引だと高めの価格になっています。

高いとは言っても2年プランで1000円~2000円ほど。

安さ重視だとノードVPNはオススメ出来ませんが、会社の規模の大きさで言うとVPNが圧倒的です。

サーバー数やセキュリティなどの信頼性を重視するのであれば、ノードVPNがおすすめ。

オススメのプラン

ノードVPNは

  • コンプリートプラン
  • プラスプラン
  • スタンダートプラン

の三つのプランがあります。

オススメなのが右側の一番安いスタンダートプラン

というのも高いプランはネットを閲覧するくらいであれば基本的に使わないものばかり

スタンダートプランでもマルウェア保護やトラッカーなどの脅威対策が出来るので、ライトユーザーだと十分です。

支払い方法

  • クレジットカード(jcb,visa,American Express,discover,mastercard)
  • Linepay
  • Paypal
  • Googlepay
  • Amazonpay
  • unionpay
  • 暗号通貨(ビットコイン,イーサリアム)

ノードVPNは支払い方法が豊富にあり、クレジットカード以外にペイパルやamazonpayだけでなく、仮想通貨でも支払いが可能。

ペイパルは海外の通販サイトをよく利用する人であれば、クレジットカード情報を入力する手間が省けるので便利です。

まとめ

ノードVPNは世界的に大手で、利用者数も多く、多数の安定したサーバーを有しています。

ただし、他のVPNサービスに比べると料金がかなり高めです。

その代わりに、NordVPNはたまに接続するのが遅かったり、使用していて少しイラッとすることがありますが、特定のサイトにアクセスできないなど致命的な欠点がありません。

また、ダークウェブモニターや脅威対策などのセキュリティ機能が充実しています。

VPNだけを利用する方には他の安価なVPNサービスでも十分かもしれませんが、品質や安定性を重視するのであれば、NordVPNが適しているでしょう。

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