BitTorrentはファイルや情報を共有出来る便利なソフトウェアですか、その反面IPアドレスが丸見えで匿名性がないと言う危険な一面もあります。
IPアドレスが丸見えでも全ての情報がわかるわけではありませんが、
- 住んでいる地域
- 契約しているプロバイダ
などある程度の情報はバレてしまいます。
そのためBitTorrentを使用するのであれば自身の匿名性を高めることが安全に使用するために必要不可欠です。
この記事ではBitTorrentを安全に使用するための方法について解説しています。
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BitTorrentを使用するのであればVPNは必須
匿名性を高めるにはIPアドレスを隠して、自身の情報を出さないようにする必要があります。
そこで役に立つのがVPNです。
VPNとは仮想プライベートネットワークの略で、簡単に言うと匿名のネットワークを使って通信出来るサービスです。
VPNを使用するとVPNサーバーを経由して通信を行うため、IPアドレスが漏れることはありません。
しかも契約しているプロバイダーにも自身の情報が行かないため、匿名性が非常に高いことも特徴のひとつです。
大手のVPNサービスだとログ自体残らないので、ほぼ完全に匿名化出来ます。
無料で出来るVPNサービスってあるの?
VPNサービスは基本的には有料になりますが、無料で提供しているところもあります。
ただし数は少なく以下のようなデメリットがあります。
- 通信速度が遅い
- 通信量に制限がある
- 完全に匿名ではない
- 提供元の信頼性が不明
無料で使用できるところは通信速度が遅かったり、通信量に使用制限がある場合が多いです。
またVPNサーバーを経由したとしてもログが一定期間残ってしまうため、完全な匿名ではありません。
無料で使用できるところの代表例が筑波大学が運営しているVPNGATEが有名です。
ただしログが残ったり、サーバーを提供しているところの信頼性があるかどうかは不明であるため、完全に安全というわけではありません。
VPNゲートの使い方は他の記事でまとめているので参考にしてください。
有料のVPNサービスはNordVPNがおすすめ
NordVPNは海外の会社のサービスですが、VPNではかなり大手となっており信頼性が高いです。
しかも完全にログを残さないのと、仮に情報の提供を要求されたとしてもEUや米国の管轄外に位置しているのもポイントです。
NordVPNのメリット
- 操作が簡単
- サーバーの数が多い
- 使用できる国の数が多い
- 返金保証
- 広告ブロック
- マルウェアなどのウイルス対策
まずUIが優れており直感で操作することができます。
そしてサーバーの数が多いので通信速度が安定しており、使用できるサーバーの国の数も多いです。
ノードVPNはiPhoneやandroidにも対応しており、外出先でwi-fiに繋ぐ時に個人情報の流出を防ぐこともできます。
NordVPN のデメリット
NordVPNは高品質ですが、通常価格は月額1200円からと割と高め。
ただし初回契約だと月額480円と半額近く割引されます。
あと日本人のサポートがないので問い合わせる時は英語で対応する必要があります。
まとめ
BitTorrentを完全で匿名に使用するのであればVPNサービスは必須です。
VPNは無料で使用できますが、完全に匿名ではないのと提供元の信頼性が不明です。
有料のVPNはお金はかかりますが通信速度などの品質がよく、完全に匿名で通信出来るのが大きなポイントです。
インターネットで海外のサイトをよく見る人はウイルスの危険性が高いので、有料のVPNを使用するメリットは大きいです。